秋まつり

 

 

夕方、秋のお祭りに出かける。

 

肌寒いけど、すぐに帰る予定なので防寒なしで出発。

 

駐車場の車も夏より少なく、きっと寒さのせいだと思う。

 

隣で跳ねるように歩く息子は、射的をやるのだと嬉しそう。

 

出がけに「金魚すくいしたら、おかめのエサにするからね。」

 

と言うと「そんなんするわけないやん。」

 

と、この夏一度の経験で金魚すくい熱は過ぎ去っている様子。

 

一頻り境内をめぐり、知り合いとごあいさつ。

 

夕食を調達して帰ろうと見ていると、

 

飲食ブースではそこかしこ知り合いが飲酒中。

 

お招きに預かりみんなで盛り上がる。

 

しかし、寒い。

 

県外からのお客様が辺りを見回し、

 

「高知、寒いのにビアガーデンってすごいですねー。」

 

「ん!?・・・いやいやこれ秋まつりですから~」

 

という会話も自然発生する土佐の酒盛り。

 

寒さに耐えきれず移動。

 

やっぱりこの季節、外での宴はとても厳しいと痛感。

 

射的がなく、くじ引きをした息子は、

 

おばちゃんの好意で当てたプラモデルを

 

帰宅後お友達みんなと一緒に作って満足気。

 

防寒なしのお祭りは、とてもとても寒かったけれど、

 

心あたたまる嬉しい出来事がいろいろとあって

 

本当に素敵だなと思う。

 

少しずつお祭りも楽しいなと思い始めた今日この頃。