あっという間に春休みさいごの日。
新小学一年生になる息子の入学準備を
あれやこれやと思ううちに日々は過ぎてゆきます。
夕刻ふと帽子がいるなと思い、立ち寄ったお店で
あれやこれやと試着して、5割引の帽子と
そうでない帽子のサイズなどを店員さんに相談しつつ
結局割引なしの帽子にしようかと決めかけた時、
「それで決めてくれたら、この帽子100円でどう?」
と声がかかったので、そちらを見やると
5割引の帽子をくるりとひと回しして、
「上等で。」とひとこと。
一呼吸くらいはおいて、
「これください。」とあっさり決定。
100円と1950円との間で揺れ動いてた気持ちが
ぴたりとひとつになりました。
真新しい帽子とふるぼけた帽子。
どちらも大切に使ってほしい。
そして、入学おめでとう。